修了生からのメッセージ
なぜMOTを学ぶのか?オープンイノベーションを目指して
株式会社シンクアイホールディングス
株式会社ピーエムティー
代表取締役社長/CEO 京谷忠幸 博士(学術)
私はエレクトロニクス業界の装置製作や精密加工を主とした創業経営者です。創業来、経験と勘と度胸(KKD)でマネジメントしてきましたが、昨今の急激な社会変化に伴うパラダイムシフトや技術革新のスピードに対応するにはKKDだけでは難しく、高度な経営理論を学びたいと考えていました。特に中国やアジアの台頭は著しく、会社を守るために知財などを 絡めた高度技術や独創性を発揮しなければならないと強く思い、技術経営の論理性とKKDの両軸経営によるオープンイノベーション戦略を志向し、学習できる大学院を探してました。
YUMOTは他の大学シラバスと比較しても内容は充実し、経験豊 富な先生方や多種多様な社会人学生との学びの場は何とも代えがたく、学べることがとても有意義に感じます。時にはレポート課題に頭悩ませますが、それをやり終えたときの達成感は格別な もので、先生や苦労を共にした社会人学生との懇親の場もまた楽しく、ここで築くMOTネットワークは今後の人生においても大変心強く素晴らしいものになる と確信しています。また、更に研究を志向するなら博士課程への道もあり、学習の多様性があります。そして、これを契機にグループ経営へ、ホールディングス化への進展も果たすことができました。未来を切り拓くために一緒に学びませんか
YUMOT修了は探求の始まり
日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
国際資材調達部
Make Japan マネージャ 濱崎邦康
外資系半導体メーカーに勤務しており、アメリカ本社のマネージャのほとんどがMBAを取得、常に論理的な会話をしている事に触発され同じ立場で会話をしようと意気込んで入学したYUMOTでしたが、仕事で忙しい日々の中、自宅から往復5時間の電車通学、久しぶりの勉強・沢山のレポート・特定課題研究と挑戦の2年間となりました。
しかし、そこで知り合い苦楽を共にしたクラスメイトは一生の友となり、実践経験豊富な先生方より学んだ事は得難い知識であり体に染みついて今の私を支えてくれています。修了した今これ程自部署の戦略、戦術、リーダーシップについて日々考える事になるとは思いもせず、YUMOTで学んだ時以上に文献を読み漁る日々が未だに続いています。苦手だったファイナンスや実践で役に立っているマーケティング論、戦略思考、経営戦略論、リーダーシップ論、また、マレーシアでの海外研修で訪問した大学や企業の方々から得られた生きた情報、上げたらきりの無いくらい沢山の事を学びました。修了した充実感・達成感は格別で、また、手元に残った特定課題研究の成果は一生の宝物です。これからまだまだYUMOTで学んだ事を実践で活かしながら、自分なりのMOTを探求し続けて行きます。YUMOT修了はその終わる事の無い探求の始まりに過ぎず、このワクワクはまだまだ続きます。
「YUMOTには学ぶ楽しさがあります」
株式会社ミカサ
代表取締役社長 佐伯祐二
諸事情により急遽社長を拝命し、5年が過ぎました。自身の知識と経験の無さが故に運営が思うようにいかず悩む日々が続いていました。そんな中、知人からYUMOTを紹介して頂き、会社を変えるにはまず自分から、と一念発起し受講を決心しました。戦略的思考や分析方法を教えて頂き、もっと早く学習しておけば、と後悔すると同時に次々と出てくる課題に明け暮れました。平日業務を行いながらの履修は確かにつらい時もありましたが、そんなときには丁寧に教授陣にフォローもして頂きました。しかしそんな辛いこともふき飛ばしてしまうほどの「学ぶ楽しさ」と「学びに飢えた仲間たち」がYUMOTにはあります。社会人の皆様に是非受講をお勧めいたします。"人は学ぶ生き物である"いつまでも前向きであるために、チャレンジングであるために、YUMOTの門をたたいてみませんか。
MOTでの学びは、人生のパスポート+羅針盤
株式会社鷹取製作所
代表取締役社長 藤山幸二郎
私は、ものづくり企業の3代目として、経営に従事しています。自社は、70年以上の歴史を持つ船舶用部品メーカとして、お客様のご愛顧をいただきながら、成長してまいりました。大学の工学部を卒業して商社で営業を経験し、その後転職して、自社で経営に携わるようになってから、「体系的に技術経営を学んだ経験が無い」という不安を感じていました。しかし良い解決方を見つけられず、ビジネス書やセミナーで知識を得ながら、経営を行う日々が続いていました。ある時、山口大学MOT卒業生の先輩経営者から入学を進められて、2015年に入学いたしました。卒業後は縁あって、同学創成科学研究科の博士課程で、企業のイノベーションに関する学びを続けております。
MOTを卒業して、強く感じることは、MOTでの学びの経験が、人生という長い道のりの途中で、自分自身を次なるステージに導いてくれる「パスポート+羅針盤」のような役割を果たしているということです。私にとってMOTでの学びは、変化が激しく不確実性が増している実社会において、自社を永続企業として発展させていくために必要な「タイムリー」で「真に役立つ」情報と経験の源となりました。 企業経営者や経営幹部を目指す皆さんには、MOTでの学びを強くお勧めいたします。できる限り早いタイミングで学びをスタートさせて、学びの喜びと歯ごたえ、学友や先生方との交流の素晴らしさを堪能していただきたいと思います。そして、自らの人生をより高いステージに導いていただければ幸いです。