研究科長からのメッセージ
山口大学大学院技術経営研究科は「地域に根差しながらグローバルな視点で問題解決に取り組む<技術経営>者を養成」することをミッションに掲げています。<技術経営>者とは、社会や企業・組織における様々な問題に対し、技術と経営の二つの視点から取り組み、創造的な成果を生み出していく能力を持つリーダーのことです。
科学・技術が高度に発達し、また社会に広く深く浸透している現在、製造業であれ、サービス業であれ、企業であれ、公的機関であれ、技術を効果的に活用して経営を行うことが必要不可欠になっています。
本研究科はそうした経営を実践できる人材、つまり<技術経営>者を養成するため、平成₁₇年に設立されました。それ以来、本研究科は十有余年に渡って、宇部・広島・福岡で教育を展開し、数多くの<技術経営>者を輩出してきました。彼らは現在、技術系企業経営者、技術部門リーダー、起業家、コンサルタント等の立場で活躍し、地域のイノベーションをリードしています。彼らがどのような動機で本研究科に進学し、どのように学び、どのような成果を得て修了したか、本ホームページにはそういった生の声が収められておりますので、ご一読くだされば幸いに存じます。
本研究科の広島・福岡教室では夏季集中講義時期を除き、通常は土曜日だけの通学で技術経営修士の学位が取得できるようにカリキュラムを組んでおります。
<技術経営>者となって、地域社会を牽引しようという意思をお持ちの皆様におかれては、本研究科への入学をご検討いただきたいと思います。