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教員紹介

岡本和也(おかもと かずや)教授・副研究科長

メッセージ

国内の製造業が抱える問題点は孤高の技術志向にあると、様々な統計データが物語っています。この不確実性の時代、日本産業のあるべき姿として、何を作るべきかをより明確にし、上位(企画立案・研究開発)から下位(製造・サービス)までを一元の流れとして定義し、効率的に具現化してゆくことが求められます。そのためには、対象をシステムとして捉え、様々な要素を統合し全体最適する考え方とその具体的な方法論の構築が重要となりましょう。皆さんとは夢を語りあいながら多くの議論を重ね、技術経営を固有の学理として捉え、かつ実践してゆきたいと思います。

担当科目
  • R&Dマネジメント特論
  • イノベーション・マネジメント
  • 特定課題研究
学歴・経歴

東京大学大学院工学系研究科修了。ハーバード大学経営大学院PMD修了。大手精密機械メーカー・開発部門ゼネラルマネジャーおよび同社米国現地法人・副社長として、新事業に関わる研究開発マネジメントを実践。2005年大阪大学特任教授、2014年エレクトロニクス実装学会理事、2015年文部科学省 科学技術・学術審議会専門委員、2016年度より本研究科。2018年日本学術振興会 研究開発専門委員会委員長。著書に、共著「MOT 研究開発マネジメント入門」(朝倉書店)、分担著に「3次元システムインパッケージと材料技術」(シーエムシー出版)など。工学博士(東京大学)。